メディカルダイエットについて

「つらい食事制限や、ハードな運動は苦手…」
「自己流ダイエットは続かなかった」
そんな方にこそおすすめしたいのが、週に1回注射するだけの体質改善プログラムです。
使うのはGLP-1というお薬(マンジャロ)で、食欲を自然に抑えたり、脂肪がつきにくくなったりする効果が期待されています。

当院のメディカルダイエットの特徴

  • 食事制限なし
  • ハードな運動なし
  • ストレスなし
  • 週に1回の注射
  • 医師があなたに合うかどうかをしっかり判断
  • 希望する方には管理栄養士によるアドバイスも受けられます

こんな方におすすめです

  • ダイエットをしてもすぐリバウンドしてしまう
  • つらい運動や食事制限は続かない
  • 健康的に体重を落としたい
  • 医師に相談しながら安心して取り組みたい

治療の流れ<完全予約制>

STEP1:初回診察・カウンセリング

まずは問診票をご記入いただき、現在の体調やこれまでの経過、気になることなどをお伺いします。
医師が注射の仕組みや副作用、費用などについても説明の上、同意書に記入していただきます。
気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

STEP2:健診結果の有無によって、当日の流れが少し変わります

【健診結果をお持ちの方】
ご提出いただいた健診結果に問題がなければ、その日のうちに初回の注射をご案内することができます。 ご希望の方には、管理栄養士による食事や生活のアドバイスも行っています。

【健診結果をお持ちでない方】
初回の診察時に、血液検査(自費 税込3,000円)を受けていただきます。
安全に治療を始められるかどうかを、医師が検査結果を確認したうえで判断します。
※血液検査の結果が出るのは、通常【翌日以降】となります。
※診察は【隔週土曜午後のみ】のため、注射の開始は【最短で2週間後】になる可能性があります。
お時間に余裕を持ってご検討ください。
診療日は診療カレンダーをご確認ください。

STEP3:注射スタート

注射が可能と判断された方には、初回分(4本セット)をお渡しします。初回は、看護師が注射の使い方を丁寧にご説明し、一緒に確認しながら注射を行います。
その後は、ご自宅での使用となりますが、使い方のフォローや体調のご相談はいつでも承りますのでご安心ください。
治療中も、体重の変化や体調に合わせて医師がしっかりとフォローしていきます。
ご希望の方には、管理栄養士によるサポートも継続して受けられますので、「一人では続けられないかも…」という方もご安心ください。

STEP4:継続的な通院・フォローアップ

注射の継続をご希望の場合は、体重や体調を確認のうえで、次回分を処方いたします。
・次回以降の処方は、4本/8本/12本単位でお選びいただけます
・通院の目安は3ヶ月に1回程度です
・ご希望があれば、管理栄養士による生活・食事のアドバイスも随時受けられます

治療の継続にあたっても、無理なく、安心して取り組めるようサポートしてまいります。

メディカルダイエットの注意事項

下記に該当される方は、この治療を受けられないのでご注意ください

  • BMI22以下の方 【BMI=体重(Kg)÷(身長(m))²】
  • 20歳未満、70歳以上の方
  • 激しい運動をしている方、過度のアルコール摂取者、栄養不良状態の方
  • 血液をサラサラにするお薬(ワーファリンなど)を服用中の方
  • 膵炎、胆石炎、重度の腎機能障害、肝機能障害の方
  • 甲状腺疾患(ガン)で治療中の方、多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方
  • 妊娠中の方、妊娠予定の方、授乳中の方、産後3ヶ月以内の方
  • 経口避妊薬を服用している方
  • うつ病やうつ状態、自殺企図、摂食障害(過食症・拒食症)のある方
  • その他、医師の診断により治療の必要性が低いと判断された場合
  • 副作用について

    胃の不快感、吐き気、張り、便秘、下痢など
    多くの方に見られますが、数ヶ月で慣れてくることがほとんどです。つらい症状が続く場合は、無理をせずご相談ください。
    急な強いお腹の痛みや背中の痛み
    急性すい炎の可能性あるため、すぐにお薬を中止し、受診してください。
    低血糖
    他の糖尿病の薬と併用、または極端な食事制限時にまれに起こることがあります。不安な方は、食事量や薬の使い方について医師にご相談ください。
    胆石・胆のうの炎症
    ごくまれに(0.1%未満)胆石や胆のう炎が報告されています。脂っこい食事や長時間の空腹は避けましょう。
    その他
    体質により、予想できない症状が出ることもあります。少しでも「いつもと違うな」と感じたら、我慢せずご連絡ください。

    ご予約について

    当院のメディカルダイエットは完全予約制です。

    ご予約可能日時

    初めてメディカルダイエットを希望される場合は、土曜日の午後にご予約可能です。
    2回目以降は、診療時間内であればご予約可能です。

    土曜日*
    栄養指導あり・なし
    15:10〜

    *土曜日は隔週診療日となります。診療カレンダーはこちら

     

    ご予約方法

    溝口ファミリークリニックのLINE公式アカウントからご相談ください。(アカウント名:オンライン受診相談)
    ※2回目以降の方は、LINEからご予約をお願いします。

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    料金

    マンジャロ4本8本12本
    2.5mg29,700円58,300円85,800円
    5mg45,100円88,000円132,000円

    ※料金は全て税込価格です
    ※お支払いは、現金もしくはクレジットカードで承っております

    よくある質問

    Q1. メディカルダイエットの期間はどれくらいですか?
    A. 個人の肥満度合によって異なります。まずは 3 ヶ月を目安に注射を続けてみてください。期待した効果が見られる方は、次に 6 ヶ月を1つの目標期間とします。以降は体重変化に応じて期間を設定していただきます。1 年経つと身体が慣れてきてしまい、体重変動が停滞してしまうことが多いので、1 年以内が勝負です! 最終的な使用期間については、目標体重・体重変化を元に医師や管理栄養士にご相談ください。ご希望に応じて栄養相談も実施しています。
    Q2. 注射を打つと必ず痩せることが出来ますか?
    A. 個人差があり必ずとは言えません。当然、BMI が高いほど痩せやすく、低いほど痩せにくいです。 また、高度肥満の方の一部に、お薬の効果が出てくるまでに時間がかかるタイプの人がいます。 「マンジャロを注射するだけで痩せる」という考えは誤解です。 マンジャロは体重減少を保証するものではありません。食事療法や運動療法を併用することで、初めてマンジャロのダイエット効果が引き出されます。栄養バランスの取れた食事と適度な運動は、必要不可欠です。 当院では、管理栄養士のサポートも交えながら、無理のない健康的な体重管理を一緒に目指していきます。
    Q3. お薬の効果はどれくらいで出てきますか?
    A. 効果の出現時期は個人によって異なりますが、一般的に初回注射から1〜2週間で食欲に変化が現れる方が多いです。その他の消化器症状が出現しやすいのもこの時期からとなります。急激に体重を減らすとリバウンドしやすいため、1 ヶ月に 2〜3kg の減量を目標としてください。
    Q4. 注射の量はどれが一番良いですか?
    A. 元の体重次第ですが、十分な効果を得るためには最低 5mg 以上が推奨されます。そのため、まずは 2.5mg で開始して4 週間ほど様子を見て、副作用に耐えられそうであれば 5mg まで増量してみてください。通常は 5mg で十分な効果が期待出来ますが、効きが悪い方や高度肥満の方は 7.5mg や、人によっては 10mg まで増量する方もいます。12.5mgや15mg を使用する方はあまりいません。 なお、当院では5.0mg以上の処方は行っておりません。
    Q5. 注射はいつ打ったら良いですか?
    A. 週に1回、朝昼晩、いつ注射してもらっても大丈夫です。いつ投与しても効果に差はありません。 また、食事の時間を合わせる必要もありません。
    Q6. 最初から5.0mg や7.5mg、10mg 以上のマンジャロを処方してもらうことは出来ますか?
    A. 確実な効果や継続性、副作用を含む安全性を考慮して当院では2.5mg からの処方としています。過去に他の医療機関で5.0mg以上を使用されていた方については、医師にご相談ください。 なお、当院では5.0mg以上の処方は行っておりません。
    Q7. 使用期間中の食事制限は必要ですか?
    A. 過剰な食事制限は不要ですが、お薬の効果を最大限に引き出すためには程々の食事制限が必要です。お薬の副作用として消化器症状が出現しやすいため、無理に食事制限を行わなくても以前ほど食べられなくなる方が多いです。果物(フルーツ類)や、糖入りの飲料(ジュース、コーヒー、ヨーグル ト、ヤクルト、野菜 100%ジュース、ハチミツ入り飲料など)が好きな方は、必ず控えてください。また、アルコールについては、ビール、果実酒、日本酒、ワインなどは糖質が多いため注意してください。ご希望に応じて栄養指導も実施しています。
    Q8. 家での保存方法は?
    A. 冷蔵庫(2〜8℃)での保管が必要です。冷凍庫に入れた場合、成分が変性し薬の効果が低下する恐れがあるほか、凍結により注入器が破損する可能性があります。冷蔵庫が使用できない場合は室温 (30℃以下)で3週間まで保管できます。
    Q9. 冷蔵庫から出した後は、いつ打ったら良いですか?
    A. 冷蔵庫から出してすぐに打って構いません。常温に戻す必要はありませんが、冷たいと注射時の痛みや注射後の筋肉痛を感じやすい方がたまにいます。そのような方は、冷蔵庫から出して30分〜1時間ほどたってから注射を打ってください。
    Q10. 注射の中の空気を抜く必要はありますか?
    A. 抜く必要はありません。注射に含まれる程度の空気であれば、皮膚の中に入ったあとに自然と吸収 されます。また、注射液内の気泡の大きさに関わらず、一定量の薬液が充填されているため1回の投与で全量が入る設計となっています。薬の効果を空気がジャマすることもありません。
    Q11. 運動はしても良いですか?
    A. 良いです。適度な運動がむしろ推奨されます。マンジャロ注射はお薬の影響で食欲や食事量が減り、ダイエットにつながります。食事量が減った結果、筋肉量も減ってしまうというデメリットがあるため、筋肉量を維持するためにも筋トレなどの程良い運動を行ってください。ただし、⾧距離マラソン、トライアスロンなどの激しい運動は低血糖を引き起こすことがあるため推奨できません。
    Q12. 注射を打ち忘れたらどうしたら良いですか?
    A. 注射を打ち忘れた場合、予定日の3日間(72時間)未満であれば、気付いた時点で直ちに 1 回分を注射してください。その後は元々の予定通りの曜日に注射を再開します。注射予定日から3日(72時間)以上過ぎていた場合は、忘れた分は注射せずに次回予定の曜日に 1回分を注射してください。
    Q13. お腹の副作用が出たらどうしたら良いですか?
    A. お腹の症状が出る可能性が高いです。症状があまり気にならなければ、そのまま様子を見てもらってかまいません。症状が強い場合は市販の胃腸薬をご購入いただくか、当院を含めた内科・胃腸科の医療機関を受診ください。 ※混合診療(保険診療と自費診療を同日に行うこと)が法律で禁止されているため、お腹の症状で受診された際に、自費のマンジャロ注射を追加処方することはできません。
    Q14. お薬が合わなかったので返品したいんですが?
    A. 処方箋医薬品は法律(健康保険法:療養の給付)の関係で返品を承ることができません。そのため、お薬がムダにならないように最初は少ない本数(4本)での処方をオススメしています。効果や副作用を見て、続けられそうと思ったら徐々に処方期間を延ばしていくことが推奨されます。
    Q15. お薬は人にあげても良いですか?
    A. 処方箋医薬品は法律(薬事法)で他者への譲渡・販売・転売が禁止されています。法律違反となってしまうため、家族・友人・知人にあげてはダメです。違反が判明した場合、理由の如何を問わず当院での診療を中止させていただきます。
    Q16. 注射薬はどうやって捨てたら良いですか?
    A. マンジャロ注射は使用後に注射針が自動で格納される安全設計になっており、家庭用の可燃ゴミとして廃棄することができます。収納されている針に触れず、しっかりフタのできる固い容器に入れ(牛乳パックや薬の空容器など)、さらにごみ袋に入れて捨ててください。医療機関での廃棄も可能ですので、再診時に持参いただいても構いません。
    Q17. 他に飲んでいる薬があるけど、飲み続けて大丈夫ですか?
    A. 血糖を下げる薬を飲んでいる方は、低血糖を来たす可能性があるため注意です。経口避妊薬を服用中の方は、経口避妊薬の効果が減弱してしまうおそれがあるため処方はできません。血液をサラサラにする薬(ワーファリン)を服用している方は、出血しやすくなってしまうおそれがあります。その他、市販薬を含め、一般的な薬に併用禁忌はありませんが、気になる場合は、診察時に医師にご相談ください。
    Q18. お薬を中止したらリバウンドしませんか?
    A. その後の生活習慣次第です。お薬から解放された!と思って食べすぎたり飲みすぎたりすると、当たり前ですが太ります。リバウンド対策としては、お薬の使用期間中に体重維持のために適正な食事量を学び、その後も間食を控える・適度な運動といった生活習慣を心がけていくしかありません。
    Q19. 健康保険を適用してお薬を処方してもらえないのですか?
    A. 糖尿病(2型糖尿病)と診断を受けて、既に糖尿病のお薬を服用中の方は健康保険を適用してマンジャロ注射を処方することができます。また、糖尿病がない方で高度肥満もしくは疾病を有する肥満の方はマンジャロ と同じ薬:ゼップバウンドが適応となりますが、適用には下記の細かい条件を満たす必要があります。 ・肥満症で食事, 運動療法を行っても十分に効果が得られない場合で①もしくは②を満たす者
    ①BMI35以上
    ②BMI27以上〜35未満で2つ以上の肥満関連疾患を有する患者
    ※肥満関連疾患=高血圧症、耐糖能異常、脂質異常症、非アルコール性脂肪性肝疾患、など
    ・処方可能な医療機関:最適使用推進ガイドラインを満たす医療機関のみ

    ※ガイドラインを満たす医療機関:大学病院、国立病院、市民病院などの高次機能病院
    ・通院間隔:2026年4月までは2週間毎の通院が必要(新薬の処方制限のため)
    ・その他の条件:2カ月に1回以上、管理栄養士による栄養指導を受けることが必要

    つまり、一般的なクリニックでは処方ができません。ご希望の方は、大学病院などを紹介いたします。