袋井市浅岡 医療法人社団MFC 溝口ファミリークリニック:総合内科・小児科 生活習慣病:糖尿病・高血圧・高脂血症対策に力を入れています。院内処方  診療圏:袋井市・磐田市・掛川市・浜松市 

小児に抗生剤を飲ませる時の注意点

小児にドライシロップ・細粒を飲食物と混合する場合の注意点

1.酸性飲料・食品との混合に注意する薬剤
 (酸性でコーティーングなどがはがれるため、苦味が出たり、含量が低下するなど)
マクロライド系抗生物質
 クラリス(クラリスロマイシン)
 ジスロマック(アジスロマイシン)
 エリスロシン(エリスロマイシン)
 リカマイシン(ロキタマイシン)
 エリスロシン(エリスロマイシン)
 マオカマイシン(ミデカマイシン)
  酸性飲料と混ぜると、苦味が出現する

セフェム系抗生剤
 フロモックス(セフカペンピボキシル)
  本剤は主薬の苦味を防ぐ製剤になっているので、細粒をつぶしたり、溶かしたりすることなく水で速やかに服用すること

ペニシリン系抗生物質
 ユナシン(スルタミシリン)
 ビクシリン(アンピシリン)
  酸性飲料と混ぜると、苦味が出現する
  酸性下で不安定なため、力価低下

抗アレルギー剤
 アレギサール(ペミロラスト)
  pHの低い飲料では主成分が析出(白濁)する可能性あり

酸性飲料:オレンジなどの柑橘系ジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料、ヨーグルト等

2.粉ミルク、牛乳、乳製品と混合に注意する薬剤
 (牛乳に含まれるCaとキレートを形成して吸収が悪くなるなど)
テトラサイクリン系抗生物質
 ミノマイシン(ミノサイクリン)
ニューキノロン系抗生物質
 バクシダール(ノルフロキサシン)
  Caイオンとキレート形成し、吸収率低下 

セフェム系抗生物質
 セフゾン(セフジニル)
  粉ミルク、鉄配合牛乳などと混合すると混濁する場合がある。また、併用で便が赤色色調を呈することがあるが臨床上問題がないと考えられている
 
 ケフラール(セファクロル)
 ケフレックス(サフェレキシン)
  牛乳、ジュースなどに懸濁したまま放置しない様に注意すること

ペニシリン系抗生物質
 オーグメンチン(アモキシシリン)
  牛乳の同時摂取によりAUCの低下が見られたとの報告もあるが、臨床上問題ないと考えられる(牛乳により胃内の脂肪分が増加し、溶解性が低下したと考えられている)

引用:調剤と情報 2005.8
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