診療アンケートの結果と当院の取り組み
糖尿病で通院されている患者さんにご協力いただき、アンケート調査を実施しました。
患者さんが病気に対して感じている不安や悩み、当院の治療への満足度など率直な声を聞くことができました。アンケートに協力してくださったみなさん、ありがとうございました。
患者さんからの「もっとこうしてほしい」というご要望にお応えできるよう、スタッフで対策を話し合いました。
以前から当院が行っている取り組みと、アンケートを受けて新しく始めた取り組みの一部を紹介します。
当院での取り組み
患者さんの声(1)
糖尿病で引き起こる他の病気が心配なので、検査をしたいな
患者さんの声(2)
医師が何人かいるので、医師同士の連携をとってもらえると安心だな
どの医師でも同じ治療方針で治療を受けられると安心ですよね。医師同士の治療方針を統一するために、検査はフローチャートに沿って進めていますのでご安心ください。
例えば、「尿にたんぱく質が出ているとき→3ヶ月後に詳しい検査を行う→問題なければ3ヶ月後に再検査をする」などフローチャート化しています。
検査の予定はカルテに記載して共有しているため、すべての患者さんが計画的に検査を受けることができる体制になっています。
希望があれば、同じ医師による診察も可能です。問診票で医師の希望の有無を伺っています。
例えば、「尿にたんぱく質が出ているとき→3ヶ月後に詳しい検査を行う→問題なければ3ヶ月後に再検査をする」などフローチャート化しています。
検査の予定はカルテに記載して共有しているため、すべての患者さんが計画的に検査を受けることができる体制になっています。
希望があれば、同じ医師による診察も可能です。問診票で医師の希望の有無を伺っています。
患者さんの声(3)
待合室が混んでいて座れないことがあるんだよね
ご不便おかけして申し訳ありません。
待ち時間を短縮するために、スタッフで案を出し合いながら改善をしています。
例えば、自動精算機を導入して会計時間を短縮しました。さらに、混雑時には会計窓口を増やして混雑緩和に努めています。
また、ご家族複数名で来院される方は、診察が終わって会計を待つ間、代表者お一人のみで待っていただくようご協力をお願いしています。呼び出しベルをお渡しし、順番が近づくまで車でお待ちいただくこともできますよ。
平日の夕方16時半~17時頃は比較的診療に余裕がございますので、予約の分散化にご協力いただけますと幸いです。
待ち時間を短縮するために、スタッフで案を出し合いながら改善をしています。
例えば、自動精算機を導入して会計時間を短縮しました。さらに、混雑時には会計窓口を増やして混雑緩和に努めています。
また、ご家族複数名で来院される方は、診察が終わって会計を待つ間、代表者お一人のみで待っていただくようご協力をお願いしています。呼び出しベルをお渡しし、順番が近づくまで車でお待ちいただくこともできますよ。
平日の夕方16時半~17時頃は比較的診療に余裕がございますので、予約の分散化にご協力いただけますと幸いです。
さらに混雑を緩和するため、朝の受付開始時間を10分早め、特に混雑しやすい土曜日は12時頃まで診療時間を延長しました。
また、採血の検査がある方は、以前は①採血→②診察の順番でしたが、①診察→②採血という流れに変更しました。こうすることで採血をしている間に薬の準備ができるので、待ち時間をさらに短縮できるようになりました。
患者さんの声(4)
先生が忙しそうだなと感じることがあるけれど、ゆっくり話をできると嬉しいわ
何か聞きたいことや気になることがあれば、遠慮せずにおっしゃってくださいね。
当院では、医師の診察前に、スタッフによる事前問診を行っております。
また、もっとゆっくり気兼ねなく相談できる窓口として、2021年3月に「よろず相談所」を開設しました。病気・介護にまつわること全般、日常生活でのちょっとした困りごとや心配事など、当院のスタッフがじっくりとお話を伺います。相談内容を医師と共有して一緒に解決できるようにお手伝いをする新しい取り組みです。希望があれば、診察室で教えてくださいね。
もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
いきいき暮らし支援室〜よろず相談所〜 について
当院では、医師の診察前に、スタッフによる事前問診を行っております。
また、もっとゆっくり気兼ねなく相談できる窓口として、2021年3月に「よろず相談所」を開設しました。病気・介護にまつわること全般、日常生活でのちょっとした困りごとや心配事など、当院のスタッフがじっくりとお話を伺います。相談内容を医師と共有して一緒に解決できるようにお手伝いをする新しい取り組みです。希望があれば、診察室で教えてくださいね。
もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
いきいき暮らし支援室〜よろず相談所〜 について
患者さんの声(5)
薬を受け取るときに、自分の病気の名前や検査のことが周りの人に聞かれていないかしら
周りに聞かれるのが気になることもありますよね。
対策として、薬の種類や検査に関することは、診察室の中でお伝えするように変更しました。
会計では、薬の飲み方と錠数、次回の検査の有無のみを伝えるように配慮しています。検査の詳しい内容や注意事項は、説明用紙をお渡ししますのでご安心ください。
今後も皆さんの声を反映して、より良い診療を目指していきます。
溝口ファミリークリニック
静岡県袋井市浅岡45-1
電話番号 0538-23-8300
院長 溝口哲弘
そこで、体の状態をチェックするために、当院では次のような検査を行っています。
★動脈硬化の評価(血管が狭くなったり詰まったりしていないかを調べます)
→ 年に1回 頚動脈エコーとABI検査を実施しています。
頚動脈エコー:脳へつながる血管の壁が厚くなっているかが視覚的に分かります。
ABI検査:手足の血管の詰まり具合や硬さが分かります。
★糖尿病網膜症のチェック
→ 糖尿病と診断されたとき、眼科受診の有無を伺います。しばらく受診していなければ紹介状を書いて受診をおすすめしています。
★腎症やその他の病気のチェック
→ 毎月の採血・尿検査での糖尿病の数値チェックに加え、3か月に1回、腎機能や肝機能・脂質の値などを詳しく調べています。
★末梢神経障害のチェック
→ 音叉(おんさ)という器具を足にあてて、どのくらい震えが感じられるか調べます。
★腹部エコーでのスクリーニング
→ 膵臓、肝臓、腎臓、胆のうなどに異常がないかを調べます。
このように体の状態をチェックすることで、一人一人にあわせた治療を行っていきます。
糖尿病で引き起こる病気については、こちらで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
糖尿病が起こす合併症について